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フォークリフトからAGVへの転換で、作業効率化を実現

業種合板製造業

種類フォークリフト型AGV

導入先合板製造業様

解決策「人材不足への懸念を払しょくする、フォークリフト型のAGV」

車体寸法 W1200×L2250×H1300
積載重量 最大1000Kg
ステアリング 二輪速度差ステアリング方式
走行速度 最高48m/分
走行機能 前進・後進・スピンターン
充電方式 自動充電
走行路 直線とカーブにスピンターンを交えたコースを構築
搬送距離 約30m
CONTACT

導入に迷われている方、詳しく知りたい方、
是非一度、お気軽にご相談ください。

フォークリフト型AGV(無人搬送車)

相談の経緯:慢性的に不足するオペレーターへの中長期対策

 

運搬の主役として活躍していたフォークリフト

 

クライアントは材木を大量に扱う、合板製造の工場様でした。一般に材木を扱う製造業においては、構内物流の主役はフォークリフトとなります。一度に大量の荷物を運べる優れた手段ですが、問題も抱えていました。

 

慢性的な人手不足による事業継続性への不安

 

フォークリフトの運搬において、大きな課題となるのはオペレーターです。フォークリフトを動かすには、資格を取得しなければなりません。1トン以下の荷物であれば講習を受けることで運転が可能となりますが、1トン以上となると、延べ35時間以上の講習を受け、実技・学科の試験をパスしなければならず、負担は小さくありません。

 

日本全体でも、フォークリフト資格保持者は慢性的な人材難となっています。ハローワークのデータを見ると、フォークリフト資格は求人数で常に上位です。保育士や調理師などと比べて、一般的ともいえない資格でありながら求人数が多いということは、それだけ多くの事業所で充足していないことが見て取れます。

 

お客様の課題:中長期的に安定的な生産のための効率化

 

この合板製造の工場では、原材料の運搬は頻繁に行わなければなりません。

稼働を維持するには、一定数のオペレーターが必要となるため、中長期的に安定した生産体制を維持するには、運搬作業の効率化が大きな課題となっていました。

 

 

導入後:コンパクトなAGVが日々の運搬をきめ細かくケア

 

現場の運用に応じたオーダーメイドだからこその解決策

 

シコウが提示した解決策は、フォークリフト型AGVです。

これまでのフォークリフトの運用状況をきめ細かくヒヤリングし、現場の工場レイアウトなども詳細に確認したうえで、プランを組み立てました。一般的なフォークリフトでは、リフトの揚高が数メートルにも及びますが、実際はワークを少し持ち上げることが出来れば搬送ができるため、それほど揚高は必要ないことが分かりました。また、一度に大量に運ぶというより、一日何度もこまめに材料を運んでいることもわかりました。

 

こうした条件を勘案して生み出したAGVは、電動モータを使用したコンパクトなタイプです。搬送重量は1トン、リフトの揚高も数百ミリに限定しました。その分、一般的なフォークリフトより小型で小回りが利くものとなり、スペースがなくてもスピンターンで方向転換ができるなど実践的な運用を可能としました。

 

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