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WORKS
デッドスペースを有効な搬送路に、狭路を克服したAGV
業種製造業
種類スライドフォーク搭載AGV
導入先金属加工業
解決案「スライドリフトを活用した積載方式で搬送先を広げる効果」
車体寸法 | W1300×L2200×H940 |
---|---|
積載重量 | 最大550kg |
ステアリング | 前後独立ステアリング方式 |
走行速度 | 最大60m/分 |
走行機能 | 前進、後進 |
充電方式 | 手動充電 |
誘導方式 | 磁気誘導 |
スライドフォーク搭載AGV(無人搬送車)
相談の経緯:出来るだけデッドスペースをつくらない工程設計
増改築しなくても実質的に工場を広げられる
工場を稼働していると、搬送におけるデッドスペースが発生することがよくあります。たとえ小さなスペースだったとしても、積み重なると効率悪化を招きます。デッドスペースを解消しようとしても、工場の基礎的な構造を変えるには大きな工事が必要です。AGVを用いることで、増改築などをしなくても、そこを走行路にすることでデッドスペースを活用できるようになり、実質的に工場を広げたのと同じ効果を生むことができます。
お客様の課題:狭路を搬送路として活用したい
作業の効率化と投資額の抑制を両立
今回の懸案では、出来るだけ平面積を有効活用した工程設計が必要でした。そのため搬送における面積は狭くなります。しかし、あまり狭くしすぎるとフォークリフトが通ることができませんし、そもそもフォークリフトが旋回できるまで広げるには、建物の構造を変える必要があり大きな負担となります。
平面積を出来るだけ活用して、作業を効率化したい。かつコンベアレスとし、搬送にかかわる投資額は抑えたい。それがクライアントの課題でした。
導入後:AGVがワークを拾いあげることで、コンベアレスを実現
スライド機構を搭載したAGVを開発
この解決策として開発したのが、スライド機構を搭載したAGVです。受け渡し荷台の仕様に合わせ、水平に最大1350㎜伸びるスライドリフトを搭載しました。これによりコンベアを敷設することなく自動で積載することが可能で、ワークをAGVの車上に乗せて運搬することにより平面積を有効活用することが可能となりました。
AGVをうまく使うことで、工場の稼働面積を実質的に広げることができるという事例です。
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