2025.12.03
病院給食の自動搬送を支える「シコウのAGV」【病院新聞】
病院新聞(11月27日号)にシコウの病院向け自動搬送AGV(無人搬送車)の取り組みが掲載されました。記事では、病院給食の安定供給を支える自動搬送システムとして、更新時の機能強化や、長期運用を支える設計思想が紹介されています。

病院給食・院内物流の課題を解決する「自動搬送AGV」の進化
病院・医療施設では、人手不足、食材費の高騰、重量物運搬の負担など、多くの課題が顕在化しています。
その中で注目されているのが、病院給食の自動搬送を行うAGV(無人搬送車)による省人化と業務効率化です。
シコウは約半世紀にわたり、病院給食搬送AGV・配膳カート搬送ロボットの開発・製造を手がけ、更新時には最新技術を反映した機能強化を提案しています。
【最新のアップデート内容】
-
鉛蓄電池 → 小型リチウム電池へ切替
・同体積で“3~4割の出力向上”
・充電時間短縮により搬送効率アップ -
タッチパネル+タブレット操作による運用改善
・AGV一括管理できる「司令塔機能」
・かがみ込む操作が不要で作業負担減
・トラブル時もタブレット上で状況確認可能 -
遠隔監視・リモートメンテナンスに対応
・ルータを使用し、リモートで稼働状況を確認
・迅速な保守・予防保全による安定稼働を実現
これまで全国の病院で長期間安定して稼働してきたAGVの「次の一歩」として、更新時に最新技術を取り入れ、省人化・安全性・運用性のさらなる向上の実現を目指しています。
シコウの病院向けAGVが選ばれる理由
①重量級配膳カートを安全に自動搬送(最大約500kg)
配膳カートの下に自動侵入 → リフトアップ → 磁気テープ軌道上を自動走行し病棟へ搬送。
エレベータ連携にも対応し、施設全体の物流を自動化します。
②丁寧で安定した搬送で「適温配膳」を実現
汁物がこぼれにくい安定した走行で、配膳の品質を向上。
③省人化・人件費削減に直結
重量物運搬を自動化し、スタッフの負担を大幅に軽減。
④安全設計(障害物センサー・衝突防止センサー搭載)
JIS規格に準拠、院内の安全を守るAGV設計。
https://www.byoinshinbun.com/tokusyu_news.php?cs=4&id=8221