2021.09.17
地上高160ミリの超低床型AGV(無人搬送車)の開発に成功
地上高160ミリの超低床型AGVの開発に成功、物流現場でのカゴ車搬送効率化に期待!
主な特徴
業界初、地上高160ミリのフラットテーブルを搭載し物流現場のカゴ車に潜り込みリフト搬送します。
搬送重量は350kg。
磁気誘導による前後進走行と自動充電システム。
将来的にカメラを搭載したAMR(自立走行ロボット)への開発も着手します。
表示モニターにタブレット端末を使用することにより遠隔での操作が可能。
仕様
外形寸法 W520×L1200×H160
移載装置 フラットテーブル昇降
昇降寸法 35ミリ
積載重量 350kg
誘導方式 磁気誘導方式
走行仕様 前後進、スピンターン
バッテリー リチウムイオン電池 ※1
充電方式 自動充電
自動運転 PCまたはタブレット端末による操作 ※2
手動操作 赤外線リモコンによる動的操作
※1 350kg積載時の連続走行時間は1時間です。ライン設計時は自動充電方式をお勧めします。
※2 タブレット端末使用時は、無線アクセスポイントの設置が必要となります。
潜り込み低床型のAGVは多くのメーカーより提供されていますが、ほとんどが牽引式であるため、
カゴ車の停止位置精度や傾きの補正や搬送方向に制限があります。
今回製作したフラットテーブルAGVは、テーブルの全面が昇降することにより、
カゴ車に潜り込む間口が確保されていればそのまま潜り込んでリフトを上昇させ、
自動で運搬が可能となります。