導入事例

原材料を次工程へ自動搬送する無人搬送車(某食品メーカー)

業種 食品メーカー
導入システム 無人搬送システム
導入先 某食品メーカー

導入前のお客様課題

無人搬送車(AGV)導入前は、主に女性スタッフが手押し台車を使い、数十キロ~数百キロ単位で食品原材料を搬送していたため、作業効率や作業者の安全性に不安要素があった。

導入後のお客様の声

一度に最大で1トンもの原材料を搬送できる無人搬送車(AGV)が導入されたことで、スタッフの肉体的負荷は軽減され、安全性も向上しました。また、作業効率も改善されました。

導入した無人搬送車(AGV)は、主に各種倉庫と連動して原材料等を次工程へ自動で搬送する役目を担います。ACサーボモータやウレタンタイヤの採用により発塵を抑制し、焼付塗装仕上げや静電気対策を施すことでクリーンな環境が要求される業界において広く活用いただけるAGVです。

搬送要求を受けたAGVは各種倉庫へ移動し、原材料を積載したカゴ車を自動でリフトアップし、人手を介さずに指定の製造工程まで自動搬送するシステムです。

本システムの採用にあたって、スタッフが品質管理と搬送業務を兼務している工場においては、本業である品質管理業務に専念することができるようになり、同時に高い衛生状態を維持することが可能となります。

また、食品製造業では女性労働者が多いにもかかわらず、原材料等を搬送する場合には一度に数百キロもの重量物を人手で搬送することが珍しくなく、作業者の安全性やその労力を考慮すればAGVを使用することが望ましいと考え、AGVによる搬送システムが必要な環境であると言えます。

各種倉庫との連動という点においては前進と後進が可能なAGVであることが大前提であり、この点はステアリング方式を二輪速度差方式とすることで解消しました。課題であったコスト面についても従来品に比べて改善されたため、作業効率や安全性の向上などを含めた総合判断においては充分に導入メリットが見込めるAGVとなっております。


動画もご覧いただけます。



無人搬送車(AGV)
無人搬送車(AGV)

AGV専用運搬台車
AGV専用運搬台車

仕様

車体寸法:W650×L1550×H360
積載重量:1,000㎏
最高速度:50m/分(直線走行時)
走行機能:前進・後進・スピンターン

二輪速度差ステアリング
自動充電式
ピン型リフター

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