導入事例
超大型重量物搬送システム(関東地区某製造業)
業種 | 製造業 |
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導入システム | 重量物搬送AGV |
導入先 | 某製造メーカー |
導入前のお客様課題
40トンの金型を自動倉庫からプレス工程までの間を運搬するにあたり、クレーン等による空中搬送はワーク落下の危険性もあり、AGVを導入することで安全に重量ワークを搬送することを計画した。
導入後のお客様の声
自動倉庫との受渡しは、自動で行い、プレス工程では作業員による手動操作の積載であるため、金型をのせるコモンプレートをAGV車上に正確にセットする必要があった。その為、自動倉庫内のAGV停止精度は±1mmと非常に厳しい条件となった。
その停止精度をクリアする為、倉庫内AGV停止位置の4ヶ所に凹型のピンを設置、AGV側には凸型のシリンダーを設けた。AGVは倉庫内進入後、シリンダーをピンにめがけて押し下げ、車体全体を10mm程度持ち上げることにより、停止精度±1mmをクリアし、安全にワークを受け渡すことが可能となった。
仕様
車体寸法:W2650xL5800xH820
走行機能:前進、後進、旋回
ステアリング方式:四輪ナックル方式
積載重量:40t
最高速度:25m/分
充電方式:手動充電(自動充電も併用)